親子熊岩でほっこりした私たちが、次に目指したのは道の駅てっくいランド大成。
スタンプラリーのついでに味わった
「絶品飲むヨーグルト」
そして…
テレビで見て気になっていた“賞味期限1時間”の超レアなシュークリーム「岩シュー」…。
せたな町で出会ったグルメと人の優しさに触れた、美味しすぎる一日をご紹介します♪
前回のお話はこちら

道の駅てっくいランド大成でスタンプ&ヨーグルト
親子熊岩で自然のパワーをもらった私たちは、次の目的地「道の駅てっくいランド大成」へ。
もちろん、道の駅スタンプラリーのためです♪

道の駅に着いて早々、スタンプ台へまっしぐら!
るんるん気分でスタンプを押していると、
地元のおばちゃんがニコニコ近づいてきて、

これ、濃厚で美味しいよ〜!
と勧めてくれたのは、“飲むヨーグルト”。


フレーバーは「キンカン」「ブルーベリー」「イチゴ」など数種類。
私は珍しさに惹かれて「キンカン味」、
旦那は「ブルーベリー味」をチョイスしました🍊🫐





よ〜く振ってから飲んでね♪
とおばちゃん。
ドロドロがチャプチャプに変わるくらいまでしっかり振って、いざ…いただきます!
ごくっ。
…うん!濃いっっ!でも美味しい〜〜〜✨✨
トロッと濃厚で、まるでデザートみたい。



美味しいっしょ?やっぱりキンカン味がイチオシなんだよ〜
私が選んだやつ、まさかの正解!🙆♀️
にっこり満足していると、隣の旦那がひとこと。



買う前に教えてよ〜!



だって聞いてくれないんだも〜ん♪
おばちゃんの軽快なやりとりに、つい笑ってしまう私たち。
こういう出会いがあるから、道の駅めぐりはやめられないんですよね😊


ところで、この道の駅の名前てっくいランド大成
「てっくい」って何のこと?
「てっくい」とは、北海道の一部地域で使われる方言で、**ヒラメ(平目)**を意味します。
特にせたな町やその周辺で親しまれている言葉で、漁業の盛んなこの地域では、ヒラメは地元を代表する特産品なんです🐟


「てっくいランド」という道の駅の名前も、実はこの“てっくい=ヒラメ”にちなんだもの。
語源ははっきりしませんが、昔から親しみを込めてそう呼ばれてきたんだとか。
そういえば…
ここのスタンプもヒラメだったわ🤣


地名や施設名に地元の言葉が使われているって、なんだか愛着がわいてきますよね😊


📍 道の駅てっくいランド大成(北海道・せたな町)
住所 | 北海道久遠郡せたな町大成区平浜378(国道229号沿い) 【せたな町公式HP】 |
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TEL | 01398-4-6561 |
営業時間 | 9:00~17:00(4月~10月) 9:00~16:00(11月~3月) |
休館日 | 年末年始(12月30日~1月3日) |
駐車場 | 大型:16台/普通車:102台 |
スタンプ押印時間 | 営業時間と同じ(休館日は押印不可) |
登録年月日 | 平成7年4月11日(1995年)【登録番号21】 |
※目の前の日本海の夕陽が絶景!夏の海開き期間には、海水浴客向けのコインシャワーも利用できます。
※2025年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。
🗺 アクセス地図
幻のスイーツ!?賞味期限1時間の「岩シュー」を求めて
「飲むヨーグルト、美味しかったね〜」と満足げに車に乗り込んだ私たち。
でも…この日のグルメ旅はまだ終わりませんっ!
目指すは、以前テレビで見て気になっていた
幻のシュークリーム。


その名も──
「岩シュー」!!
販売しているのは、せたな町にある老舗の和洋菓子店「甲田菓子店」さん。
賞味期限はなんと「1時間以内」!
パリパリの皮ととろけるクリームを、出来立ての状態で味わうためのこだわりなんです✨
でも…ちょっと心配なことがひとつ。
ネットで検索すると、「午前11時で売り切れてた」なんて声も…😱
「もしかして今日もダメかも…」
そんな不安を抱きながら、ドキドキでお店に向かいました。
🍰 甲田菓子店(こうだかしてん)|明治33年創業の老舗スイーツ店
所在地 | 北海道久遠郡せたな町瀬棚区本町343-1 【せたなび公式サイト】 |
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電話番号 | 0137-87-3065 |
営業時間 | 8:30~17:30(または9:00~19:00の情報もあり) ※来店前に要確認 |
定休日 | 水曜日(繁忙期は変更の可能性あり) |
創業 | 明治33年(1900年) |
ジャンル | 和菓子・洋菓子・スイーツ |
予算 | ~999円 |
支払い方法 | 現金のみ(カード・電子マネー不可) |
駐車場 | なし(近隣の公共駐車場を利用) |
🎀 名物スイーツ
- 岩シュー:注文後にクリームを詰める1時間限定スイーツ。火・木・土・日・祝のみ販売。
- サクサクカスター:パイ生地×カスタード。こちらも賞味期限1時間。
- オレンジ岩シュー:期間限定、オレンジ風味のカスタード入り。
- 大福シリーズ:チョコやモカ味など、個性派の餡とクリームが人気。
- その他:焼き菓子・ラスク・せたな町を冠したパイなど、お土産にも◎
※人気商品のため午前中の来店が安心です/全商品お持ち帰り対応。賞味期限1時間のものは現地での実食推奨です。
※2025年6月現在の情報です。最新情報は店舗に直接ご確認ください。
🗺 アクセス地図
なんと!本日は〇〇の日!
お店に着くと、なんと──


今日は“岩シューの日”!!
しかもまだ完売していない!!🎉
「えっ!?ほんとに!?」と小躍りする私たち。
すぐに店内へ駆け込むと、優しい雰囲気の店員さんがにっこり😊
「予約していただければ確実なんですよ〜」と教えてくれました。
「実はテレビで見て、千葉県からこれ食べに来たんです!」
…と話すと、驚かれつつも笑顔で迎えてくれました💕


岩シューは複数のフレーバーがあって、どれも魅力的。
せっかくなので、全種類を1個ずつ購入♪






しかもこの日は、なんと
「ミルククリームが最終日」!


これもラッキーな偶然でした✨
定番スポットで写真タイム!
お店を出た私たちは、さっそく「岩シュー」実食スポットへ向かいます!
だって、賞味期限は“1時間”ですからっっ💨
ネットでもよく見かける、“あの岩”を背景にした写真が撮りたくて、ほんの少し車を走らせると…
🧜♀️まずは人魚像がお出迎え♡


え、可愛いじゃないの…!
ここ、なんだか雰囲気あるぞ…と思いながらさらに進むと──
⛰ついに出た!「岩シュー × 岩」定番ショット!


これよ、これ!
みんなが撮ってたのってこの構図じゃない?
例えばこんな感じのやつ👇


今まさに“その瞬間”を私たちも再現できるなんて…感動っ😆


まさにこのポーズ、背景には迫力の「三本杉岩」。
これぞ‼️この岩にちなんで名付けられた「岩シュー」、この上ないロケーション📸✨
そして、2人で仲良く半分ずつ…
パッケージを開けると、そこにはクッキー生地のザクッとしたフォルムの岩シューが!
サクッ!!
トロ〜〜〜ッ♡(9´꒳`)9*
続いてはこちら…サクサクカスター
決してカスタードとは言わずに カスター😁




…うますぎる!!!!!


海と岩とスイーツ。
全部が映える最高のシチュエーションに、心もお腹も大満足なのでした♡
岩シューは、せたな町の奇跡のご褒美スイーツ
「せたな町=岩シュー」と言ってもいいくらい、感動の味。
賞味期限1時間の理由が、ひと口で分かる本気の美味しさでした。




偶然が重なって出会えた岩シュー。
地元のお店、優しい店員さんとのやりとり、
そしてあの瞬間の味──
全部まるごと、旅の宝物です😊✨
せたな町を訪れる際は、ぜひチェックしてみてくださいね♪
🪨 撮影スポットはここ!三本杉岩とその魅力


岩シューと一緒に撮った写真の背景にあった、迫力満点の3つの巨岩。
実はこの岩、「三本杉岩(さんぼんすぎいわ)」と呼ばれる、せたな町を代表する名所なんです♪
📍 三本杉岩とは?


三本杉岩は、北海道せたな町瀬棚区の海岸にそびえ立つ、三つの巨岩の総称。
まるで「海の中に立つ杉の木」のようなその姿は、町のシンボルにもなっています。
- 高さはおよそ30メートル
- 黒く硬い輝石安山岩でできており、火山活動で生まれた岩の一種
- 三本のうち、二本は根元でつながり、一本は少し離れてぽつんと立っています
🌅 見どころ・撮影ポイント
- 日中は青い海と岩のコントラストが美しく、フォトスポットとしても人気📸
- 夕暮れ時には岩に沈む夕日がドラマチック✨
- 夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気も楽しめます
- 上には岩松や植物が育ち、季節によって表情が変わるのも魅力
📝 ちょっとロマンチックな伝説も…




この三本杉岩、実はこんな歌にも詠まれています。
「主は瀬棚の三本杉よ、二本離れてわしゃ一人」
まるで三角関係💔を表すような、
哀愁ただよう情景…。
この歌はかつて「追分節」にのせて歌われ、本州にも伝わったそうです🎶
🔍 地質的にも貴重な岩


三本杉岩は、今からおよそ1,000万年以上前──
中新世の火山活動の名残とされており、地質学的にもとても貴重な存在です。
🗺 せたな町 奇岩めぐりマップ
せたな町の海岸線には、三本杉岩のほかにも、蝋燭岩(ろうそくいわ)や輪掛岩(わかけいわ)など、火山活動によって生まれた奇岩が点在しています。
そんな魅力的なスポットをまとめたマップがこちら👇
※各岩の位置や特徴は、マップ内のピンをクリックすると確認できます。
🗺 【映えスポット✨️】三本杉岩のアクセス
- 所在地:
北海道久遠郡せたな町瀬棚区三本杉 - アクセス:
瀬棚役場から徒歩約10分/道央道・国縫ICから車で約55分
周辺には海水浴場や飲食店、土産店もあり、観光の拠点にもピッタリ!
🧭 まとめ|地元のあたたかさと出会った、せたな町の甘い旅
道の駅てっくいランド大成で出会った、おばちゃんの優しさと濃厚ヨーグルト。
そして、その足で向かった甲田菓子店での、賞味期限1時間のシュークリーム「岩シュー」との念願だった出会い──。
どちらも、ただの観光地じゃなくて、「人と人との距離が近い」、そんなせたな町の魅力を感じられる場所でした。


美味しさも、会話も、すべてが思い出に残る1日。
岩シューが買えたことももちろんラッキーだったけれど…
それ以上に、
「この町の人たちに出会えてよかった」──
そんな気持ちが心にじんわり残っています😊
もし、せたな町を旅するなら…
ぜひ、道の駅に立ち寄ってみてください😋
濃厚で美味しい「飲むヨーグルト」や、
賞味期限わずか一時間の幻のスイーツもお見逃しなく。
そして、少しだけ足を伸ばして、周辺をのんびり散策してみてください。
きっとガイドブックには載っていない、「ちょっと特別な時間」に出会えるはずです✨


📝この記事は、私たちが2020年6月下旬に実際に訪れた際の体験をもとに、当時アメブロで書いていた内容を再編集したものです。
最新の情報とは異なる場合がありますが、旅の思い出として楽しんでいただけたら嬉しいです♪