前回は、道南の海岸線をスタンプラリー片手にひた走る一日。
「道の駅もんじゅ」からスタートし、「開陽丸記念館」を経て、
江差 → あっさぶ → 元和台 と、次々に道の駅をめぐる旅をご紹介する予定です🚙✨
激走の一日のスタートはこちら

今回はその続き。
…🚗💨
せたな町をドライブ中、偶然目に飛び込んできた奇跡の岩「親子熊岩」。
まるで、親熊が子熊をしっかりと抱きかかえて守っているような姿に、私たちは思わず見入ってしまいました。
そのシルエットには、自然がつくり出したとは思えないほどの温もりと、静かな物語が感じられます。
今回は、そんな“親子の絆”を感じさせてくれた特別な景色との出会いをお届けします🐻
🚐 何かが伝わった?突然の“あっ!”?
次の道の駅を目指して車を走らせていたときのこと。
運転していた旦那が突如、

あっっっ!
と急ブレーキからのバック!!😳💨
(後ろに車が居ないことを確認して…でも危ないからやめましょう🙇♀️)



え?何?何があったのさ!
と焦る私。
すると旦那が指差した先には…



ほれ!あれ!


🐻 自然が生んだ奇跡の造形「親子熊岩」
戻って見に行った先にあったのは、なんとも愛らしい姿の岩でした。
よ〜く見ると…
親子の熊が、寄り添っているではありませんか!🐻👶🐻


この岩は 北海道せたな町大成区長磯にある「親子熊岩」。
親熊が、波にのまれそうな子熊をかばうように抱きかかえている姿に見える、
自然が作り出した奇跡の造形です。
夕暮れ時には、日本海に沈む夕日と共に幻想的な景色が広がり、
涙なしには見られないような隠されたストーリーと美しいシルエットを見せてくれるそうですよ✨
🐾親子熊岩に込められた、ちょっと切ない伝説
親子熊岩には、こんな物語が語り継がれています。
それは――
この地に大嵐と飢えが押し寄せていた、はるか昔のこと。
山奥にひっそりと暮らしていた親子の熊は、命をつなぐために、険しい山を越え、海岸へと降りてきました。


親熊は、荒波の中で見つけたわずかな子蟹を、なんとか子熊に食べさせようとしていたその瞬間…
子熊が、岩場から足を滑らせて――
あっという間に、冷たい海へと落ちてしまったのです。


親熊は、ためらうことなく海へ飛び込みました。
ただ、子を救いたい――その一心で。
でもその願いもむなしく、ふたりはそのまま海へと沈んでいきました。
…その一部始終を見ていた海の神様は、
親熊の深い愛と、命をかけて守ろうとした姿に心を打たれたのです。
そして、
「この愛を、永遠に忘れないように」


と、ふたりの姿をそのまま岩の姿に変え、この地に残したのだと伝えられています


📍親子熊岩のアクセス情報
TEL:01398-4-5511
🍡 親子熊岩をモチーフにした銘菓たち|中栄菓子舗のご紹介
親子熊岩を訪れたあとは、ぜひその姿をモチーフにしたお菓子もチェックしてみてください✨
地元で長く愛される「中栄菓子舗」では、親子熊岩にちなんだ羊羹や、アワビを模した最中など、
せたな町ならではの味わいが楽しめる名物菓子が揃っています。
旅の思い出にぴったりなおやつの数々をご紹介します♪
🐻 親子熊羊羹(おやこぐまようかん)


せたなのシンボル「親子熊岩」にちなんだ、かわいらしい名前の羊羹。
一般的な小豆ではなく、北海道産の大正金時豆を使っているのが特徴で、甘さ控えめで上品な味わいです。
丸筒型の容器に入っていて、底から少しずつ押し出して糸でカットして食べるスタイルもユニーク!
蓋付きで持ち運びや保存にも便利なので、道の駅などで見かけたらぜひお試しを♪
🐚 あわび最中(あわびもなか)


地元名産のアワビを模した、貝殻の形をした最中。
中にはやさしい甘さの**粒あんと、とろっとした求肥(ぎゅうひ)**が入っています。
昔から大成の人々に親しまれてきた、どこか懐かしさを感じる銘菓です。
🍽️ どら焼き&季節限定の生どら
ふわふわでボリュームのあるどら焼きは、栗入り・餅入りなど種類も豊富。
さらに秋〜春の間(10月〜ゴールデンウィーク頃)には、
生クリーム入りの「生どら」やバタークリームどら焼きが登場します!
やさしい甘さでペロリと食べられちゃう、季節のお楽しみです。
🍰 和菓子も洋菓子もたっぷり
店内には、お饅頭や最中などの和菓子だけでなく、
パイやマドレーヌ、カップケーキなどの洋菓子もズラリ。
さらに、お菓子のほかに飲み物や軽食も置いてあるので、ちょっとしたお買い物にも便利な、地域に根ざした温かいお店です☺️
どら焼きには栗や餅入り、生どら(秋〜GW限定)など種類も豊富。
和菓子・洋菓子・飲料・食料品など幅広く販売。
🌊 奇岩めぐりで楽しむ、せたな町のダイナミックな海岸風景
せたな町の海岸線は、全長およそ78km。
日本海の荒波や強風が長い年月をかけて削り出した奇岩・怪岩が連なり、まるで自然が作り上げた彫刻美術館のような風景が広がっています。


なかでも、大成区の国道229号線「追分ソーランライン」から道道740号線を通り、再び229号線へ戻るルートは、
車窓からダイナミックな海岸景観をたっぷり楽しめるおすすめのドライブコース🚗💨
海沿いには「マンモス岩」「タヌキ岩」「夫婦岩」など、思わず名前の由来が気になってしまうようなユニークな岩が点在。
エリアごとに個性豊かな岩たちが出迎えてくれます。
さらに、北檜山区には「太櫓海岸」、瀬棚区には「三本杉岩」「窓岩」などの名所もあり、
「わっかけ岩」「ろうそく岩」「獅子岩」「亀岩」など、ユニークな名前のスポットも盛りだくさん!
自然の造形美と一緒に旅する「奇岩めぐり」。
せたな町ならではの、ちょっぴりマニアックでおもしろい楽しみ方です♪
ちょっぴり不思議で、どこか愛らしい岩たちが点在しています🧸✨
このマップでは、そんな「くま旅にぴったりな奇岩スポット」を結んだ
ゆるっとドライブコースをご紹介中♪
青い海、青い空、そして夕暮れ時に真っ赤に染まる日本海。
時間の移ろいとともに変化する景色が、ドライブ旅をより特別なものにしてくれます🚗💨
この地図では内側の道になってますが私達はずっと海沿いを辿って走って行きました✌️
🪨 せたな町の奇岩・怪岩スポットの一覧は、以下のページで詳しく紹介されています👇
🔗 せたな観光協会|奇岩・怪岩の見どころ一覧(公式サイト)
🐻まとめ|親子熊岩で出会った、自然の奇跡


せたな町の海岸線をドライブしていて、偶然目に飛び込んできた「親子熊岩」。
…いや、きっと“くま同士”🐻🐻❄️なにか通じるものがあったのかもしれません🤣
まるで親熊が子熊をしっかりと抱きかかえているような、優しさと力強さを感じるシルエット。
観光名所より、“自然との出会い”という言葉がぴったりの場所でした。
静かな海、風の音、そして寄り添う岩たち。
心がふっとゆるむような、そんな特別な時間を過ごせました。
「これだから旅はやめられない」
改めてそう感じた、そんな一日でした😊
📝この記事は、私たちが2020年6月下旬に実際に訪れた際の体験をもとに、当時アメブロで書いていた内容を再編集したものです。
最新の情報とは異なる場合がありますが、旅の思い出として楽しんでいただけたら嬉しいです♪
🚌 次回予告|旅はまだまだ続く!
次に訪れたのは、すぐ近くの「道の駅てっくいランド大成」。
もちろん、恒例の 道の駅スタンプラリーも続行中!
立ち寄った売店で味わったのは、地元産の濃厚な飲むヨーグルト🥛
スッキリとした後味で、旅の疲れもふわっと癒されました♪
そして「せたな」といえば外せないのが…
賞味期限わずか1時間⁉と噂される 岩シュークリーム✨
これは食べるしかないっ!
次回もお楽しみに😊