ハイエースで北海道へ向けて
それは、あのウイルスのせいで仕事を失った私たち。
2020年5月25日に緊急事態宣言が全国で解除され、閉じこもり生活からようやく解放された時期でした。
どうせ無職になってしまったんだから…
思い切ってハイエースで北海道ぐるっと車中泊の旅でも出ようか
こうして2020年6月22日に北海道に向けてハイエースで向かうことにしたんです。
- 移動手段の比較を実例
- 旅の計画を立てる際の視点
- 体力・時間・予算をどうバランスを取るかの考え方

青森まで車で行けるかな?



そこから青函フェリーで行くの?



そうそう!



でも距離も遠いし体力的にもどうかな?
車移動か?フェリーか?
フェリー料金が安い方を選んで時間をかけて青森まで行くのか、
それとも大洗からさっとフェリーにのって行くべきなのか。
私たちはフェリーの料金のことばかり考えて「車で青森まで行くほうが安いんじゃないか?」とも考えました。
青森まで車で行く場合


※地図画像はYahoo!地図から引用しました。
🚗 高速道路ルート(成田 → 青森)
- 距離:約695 km
- 所要時間:約8時間(休憩含まず)
- 高速料金(ETC通常):約15,090円
- ETC深夜割引適用時:約10,560円
- 青森港フェリーターミナルまでのアクセス:青森ICから約15分
- 費用:ガソリン代約8000円前後
- 推奨行程:2〜3回程度の休憩を挟む
- 合計:約5,000円(2人の飲食代) + ガソリン代(約8,000円前後)
+高速道路料金(約15,000円前後)=28,000円
🚗 一般道ルート(成田 → 青森)
- 距離:約790 km
- 所要時間:約21時間半(休憩含まず)
- 費用:ガソリン代約15,000円前後
- 推奨行程:1泊2日〜2泊3日
- その他の費用:
- 風呂代:3,200円(2回分、2人分)※一回の風呂代を800円と仮定
- ご飯代:18,000円(2人分、2泊3日分)※一回の食事代を1000円と仮定
- 合計:約21,200円(風呂代・ご飯代) + ガソリン代(約15,000円前後)=36,200円
ここの料金から青函フェリーの料金が加わるのです
当時のフェリー料金がわからないので※2025年6月現在を参考にしてみました。


※画像は津軽海峡フェリー公式サイトより引用
最終的に青森まで行くと、飲食代などを多めに見積もると、
一般道の場合は約54,000円、
高速利用だと約45,800円前後になります。



あれ?高速と一般道…約一万円くらいの差なの?



ただ、時間と体力を考えるとどっちがイイのかな?
大洗から苫小牧までフェリーで行く場合


※地図画像はYahoo!地図から引用
🚗 成田 → 大洗フェリーターミナル
- 距離:約85 km
- 所要時間:約1時間30分(一般道)


※地図画像は商船三井さんふらわあ公式サイトから引用
⛴️ フェリー利用(大洗 → 苫小牧)
- 料金(二人分):44,340円(当時のネット割引適用)
- 所要時間:約18時間
最終的に青森まで車で行く場合、飲食代などを含めて、
- 一般道:約54,000円
- 高速利用:45,800円前後
フェリー代に近い金額ですね。


季節や利用するフェリーの種類によって料金が変動するため、予算をしっかり立てることが大切です。
まとめ
やっぱり、フェリーに乗ればお風呂にも入れるし、乗船前にコンビニで食料を買って節約すれば
船内の食事代も抑えられる。
何より、移動中にゆっくりできるのが一番の魅力。
結論、大洗から苫小牧までフェリーで行くこととなりました。
当時の様子を動画で紹介しています。
当時は、最安のツーリスト(雑魚寝ルーム)はコロナ禍で利用できず、
次に安いコンフォート(カプセルホテル風の仕切り付きベッド)を選びました。
- 移動手段を選ぶときは「時間・体力の余裕」を考慮することが大切
- 予算とのバランスも重要なポイント
- フェリーを使うと移動中も休息できる、という発見
旅は「体力と時間のバランス」を大切に、無理せず楽しむのが一番です!
このように、今回は成田空港を拠点に考えましたが、みなさんも自分の出発地に合わせて
「どこからフェリーに乗るか?」「車でどこまで行くか?」を考える参考にしていただければ嬉しいです。
正解は一つじゃなく、下道でじっくり青森まで行くのも、それはそれで楽しい旅のスタイルです😊
私たちは「すぐに北海道の旅を満喫したい」という思いで、
大洗からフェリーを選びました。
あなたに合った方法で、素敵な旅を楽しんでくださいね!

