【北海道最古の温泉】800年の歴史に浸る!知内温泉「ユートピア和楽園」体験記♨️

知内温泉に入るくま二人
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旅の朝、私たちは「道の駅 きこない」を出発し、次の目的地を探していました。

前回のお話はこちら

そのとき、道の駅でもらった地域のパンフレットに目を通していたら、ある温泉に目が留まったんです。

道の駅きこないでもらったパンフレット温泉の案内

その名も——
知内温泉旅館「ユートピア和楽園」

しかも、なんと北海道最古の温泉であり、800年もの歴史があるとのこと!

そんな温泉、なかなか巡り合えるものじゃありませんよね✨
これはもう行くしかない!と、ワクワクしながら向かうことにしました。

目次

秘湯への道のりとお出迎え|山奥にひっそり佇む温泉宿

道の駅「みそぎの郷 きこない」から知内温泉へのルート地図(所要約24分)

知内温泉へ向かう道中は、町を抜けてちょっとした山の中に入っていく感じ。
まるで秘湯を探しに行くようなワクワク感がありました。

しばらく進むと、目の前に現れたのは…

驚くくま
おっと!!
a black van parked in front of a building

看板のインパクトに思わず車を停めて撮影してしまうほど。
「これはただものじゃないぞ…」と、期待感がグッと高まります。

そして建物の中へ足を踏み入れると——

知内温泉の休憩所

どこか懐かしさを感じるロビーがお出迎え。
畳敷きの空間とソファ、静かな空気が流れていて、まるで時が止まったかのよう。

🛁 現在の入浴料金

入浴区分 料金
🧍‍♂️ 大人 800円
🧒 子供 500円
👶 幼児 300円

※2025年6月現在の料金です

そして…
その当時(2020年6月)の値段というと…

a counter in a room

5年も経つと、ほんと物価の変化を感じますよね😅

そんな中、後から写真を見返してふと気づいたことがありました。

それは…
あのレトロ感あふれる施設の中に、しれっと置かれていた【PayPayのQRコード】。

知内温泉和楽園のフロントに置かれたPayPay決済用QRコードとパンフレット類

まさかこんな昔ながらの温泉旅館で、
キャッシュレス決済が導入されていたなんて…!
ちょっとした“先取り感”が否めませんよね🙄

でも正直なところ、当時の私たちはそのQRコードの存在すら気づいておらず、
PayPayにもほとんど興味がなかった頃でした💦

ちなみに受付にはスタッフさんが見当たらなかったのですが、
少し大きめの声で呼ぶと、すぐに出てきてくれて対応も丁寧でした☺️

温泉のぬくもりと、レトロな雰囲気の中にひっそりと混ざった“現代感”が、なんとも面白いところです♪

うっかり忘れて大後悔…!?知内温泉の割引券

実はこの知内温泉旅館「ユートピア和楽園」
ある“お得情報”がパンフレットに載っていたんです!

それは──
道の駅で配布されているパンフレットを持参すると、
1人分が半額になるクーポンが使える!

……だったのですが。

ウチら、ここのレトロすぎる佇まいにテンション上がっちゃって、
パンフを持っていくのをすっかり忘れてしまいました〜😭

フロントでその話を聞いてから「あ〜っ!持ってたのに〜!」と2人で苦笑い。

現在は、パンフレットがあるかわからないのですが
もし道の駅きこないに立ち寄った際にはぜひパンフレットを探してみてください😋

もしかしたら半額券があるかも…?🙄
(※2020年6月時点【5年前】の情報です。利用条件は変更の可能性もあるので要確認♪)

レトロ感あふれる浴場|昭和の面影が残る癒し空間

受付を済ませて案内されたのは、男女別の内湯。

日本最古の温泉知内温泉

男湯と女湯は並んで設けられていて、のれんをくぐると洗面スペースが登場します。

鏡の横には、箱に入ったドライヤーが1台
そして床に敷かれている竹のゴザがまたいい味出してます


ちょっとした心遣いが嬉しいですね☺️

そしてその向かいには脱衣所。

この脱衣場がまた、レトロな雰囲気たっぷり!
木の棚や壁の色合い、少し古びた造りがどこか懐かしくて

知内温泉の脱衣所にある木製ロッカー

最新設備が整った現代的な温泉もいいけれど、
こんな昔ながらの味わいが残る温泉もたまらないんですよね〜🎵

茶色にごり湯の温泉体験|ぬるめ…のはずが!?熱っっ!

さぁ!いよいよ浴場へ。

お風呂は「熱め」「ぬるめ」があるとのことで、
私たちは迷わず「ぬるめ」を選択!

ところがどっこい…

体を流して湯船に入った瞬間──

隣の男湯の旦那も叫ぶ🙀

まさかの熱湯チャレンジに、思わず2人で叫びました😂

朝イチの時間帯だったからなのか、それとも元々こういう設定なのか…
期待していた“ぬるめ感”はゼロ!🤣

油断せず、まずは手でお湯加減を確認することの大切さを身をもって学びました😅
(経験者は語る)

そして、お風呂から上がった後に旦那がポツリ。

旦那

湯船のとこに水の蛇口あったから、薄めて入ったよ〜

……え、なにそれ今言う!?💥

そう、私はそんな蛇口の存在を知らされないまま、ひたすら耐えて入っていたのです。

熱すぎて最初は「痛っ!」ってなったけど、
だんだんよくわからない感覚に。

「これ…熱いの?冷たいの?…いや、何も感じない…」
という謎のゾーンに突入(笑)

でも芯から温まったのは間違いなくて、
しばらく身体がポカポカしていたのはさすが歴史ある温泉だな〜と感じました♨️✨

自然が作った芸術!洗い場の床に感動

体を洗おうと洗い場に移動して、ふと足元を見たとき──
「あれ?床の模様がなんかオシャレ…?」

よ〜く見てみると、その模様はタイルや人工的なデザインではなく
温泉成分が長年かけて作り出した“自然のアート”だったんです✨

a yellow and white container next to a window

茶色く染み込んだライン、微妙に波打つ模様、
これは温泉のチカラが積み重なってできたものなんだなぁと感動!

温泉ってただお湯に入るだけじゃなく、
こういう“温泉が生きている証”みたいなものに触れると
さらに特別感が増しますよね♨️💛

「秘湯」ってこういうことなんだな〜と、しみじみ実感しました。

まとめ|北海道最古の湯、ぬくもりと驚きが詰まった秘湯体験♨️

知内温泉昔の雪が降り積もる様子

今回訪れた**知内温泉旅館「ユートピア和楽園」**は、
800年の歴史を持つ北海道最古の温泉として、
本当に記憶に残る体験となりました。

ぬるめだと思ったお湯が予想外にアツかったり、
洗い場の床に自然が作った模様があったり──
まさに“秘湯”という言葉がぴったりの場所。

ところで…
ここまで読んでくださった、そこのあなた。

実は、私(くま嫁🐻‍❄️)この記事を書いていて初めて知ったことがあるんです。

a wooden sign with writing on it

それは――
ここ、「温泉施設」じゃなくて“旅館”だったってこと!

まぁ最初の施設名を書いているところにしっかり
知内温泉旅館「ユートピア和楽園」
と紹介していますが…😂

私たちは今回、日帰り入浴だけで訪れましたが、
もちろん宿泊もできるんです。

静かにお湯に浸かり、レトロな館内でのんびり過ごす時間。
旅の疲れを癒すにはぴったりの場所かもしれません☺️

♨️こんな人にオススメ

知内温泉旅館 ユートピア和楽園

住所 〒049-1221 北海道上磯郡知内町湯ノ里284番地
電話番号 01392-6-2341
公式サイト https://shiriuchionsen.com/
日帰り入浴 可(※受付時間・料金は要確認)
宿泊 可(事前予約をおすすめします)
駐車場 あり(無料)
アクセス 車がおすすめ。公共交通機関ではアクセスがやや不便です。

🐻✨次回予告|え?無料!?張り紙につられて立ち寄ったら名所だった話

次に訪れたのは──
あの有名な「青函トンネル記念館」と「横綱 千代の山・千代の富士記念館」!

実はこの当時、たまたま目に入った
【見学無料】の張り紙に誘われて…
予定もなかったのにふらりと立ち寄ってしまったんです😆

しかも、これが大正解!
想像以上に見応えがあって、思わず長居してしまったのでした✨

次回はそんな“行き当たりばったり旅”の続き、
「無料」の二文字に弱い私たち夫婦のゆる旅エピソードをお届けします!

📝この記事は、私たちが2020年6月下旬に実際に訪れた際の体験をもとに、当時アメブロで書いていた内容を再編集したものです。
最新の情報とは異なる場合がありますが、旅の思い出として楽しんでいただけたら嬉しいです♪

次回のお話はこちら

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