富良野チーズ工房と道の駅 南ふらので車中泊|ピザ難民から井戸端モーニングへ

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前回の記事で紹介した「北の国から」ロケ地巡りを終えたわたしたち。
景色に感動していたはずが、ふと気づけば、もうお腹はペコペコ。

ということで、富良野市内へ車を走らせて向かったのは──

前回のお話はこちら

目次

🧀 富良野チーズ工房!

富良野チーズ工房の外観、三角屋根と大きなガラス窓が特徴的な建物

チーズ好きにはたまらないこのスポット。
特に工房内にあるピザ工房が人気で、焼きたてのチーズピザが食べられるということで、観光客に大人気!

富良野チーズ工房のカフェテラスで過ごす人々と白樺の風景

ただ、この日は土曜日。
案の定、施設内は人、人、人……すごい混雑っぷり!

「ま、混んでるとは思ってたけど…これほどとは!」

そして、まさかのピザ待ち地獄

富良野チーズ工房の敷地内に広がる白樺の木立と芝生広場

レジでピザを注文し、番号札を手にして待機。
だけど、待てど暮らせど呼ばれない。

「〇〇番のお客様〜」という声が響くたび、体がビクッと反応するけど、番号は一向に来ない。
それもそのはず、結局、呼ばれるまでに1時間以上かかりました。

白樺の木々の間に立つ「チーズ公園」の木製案内板

途中でお腹の虫も静かになってしまい、「もうピザじゃなくて草でも食べようか…」と本気で思い始めるくらい、心も胃袋も削られた時間(笑)

富良野チーズ工房の森の中で帽子をかぶってくつろぐ女性の様子

🍕それでも、食べた瞬間にすべてが報われる!

やっと番号が呼ばれて、手元に届いたのは「1/4サイズのピザ」を2人分。

森の中でピクニックを楽しむ人々、手前を歩く男性

「え…こんなに待ってこれだけ…!?」と、一瞬思いかけたけど、
一口食べたその瞬間——

木製トレイにのった2枚のマルゲリータピザ、赤と青のチェック柄シートの上

口の中に広がる、とろ〜り濃厚なチーズの香りと風味。
パリッと香ばしい生地との相性も抜群で、これが本当にうまい!!

芝生を背景に、白い皿に盛られた2切れのマルゲリータピザ

「待った甲斐、あったー!!!」

疲れも空腹も、すべてがチーズの海に溶けていきました(笑)

ピザを頬張る男性、背景に白樺林と牛のオブジェが見える

富良野チーズ工房|施設情報

📍 基本情報・アクセス
📌 所在地北海道富良野市中五区
🕒 営業時間9:00~17:00(4月~10月)
9:00~16:00(11月~3月)
🍕 ピッツァ工房10:30~16:00
❄️ 定休日年末年始(12/31〜1/3)
※臨時休業あり
🚗 アクセスJR富良野駅から車で約9〜10分
無料駐車場あり(普通車120台)
💴 入館料無料

※2025年7月現在の情報です。施設の最新情報は公式サイト等でご確認ください。

🧀 チーズ工房の魅力・体験
  • 🔍 チーズ製造の見学:ガラス越しに熟成庫や製造室を見学可能。
  • 🧈 手作り体験教室:チーズ・バター・アイスクリーム作り(※パン作りは要予約)
  • 🧃 試食&販売コーナー:2階でチーズ・バター・菓子などの試食と販売あり。
  • 🐄 乳搾り体験:牛の模型を使って楽しく体験。
  • 🎓 展示・撮影コーナー:チーズの歴史や撮影スポットも。
  • 📦 通信販売対応:遠方からでも購入可能。
🍕 ピッツァ&アイス工房の魅力
  • 🍕 ピッツァ工房:ナポリ修行の職人が焼く本格薪窯ピザ。モッツァレラも自家製!
  • 🍨 アイスミルク工房:ふらの牛乳を使ったジェラートが大人気。ミルク味「ホワイト」が不動のNo.1。
  • 🍇 ワインチェダーチーズ:ふらのワイン入り!日本初のワインチーズとして人気。

ピザで満たされたお腹を抱えて、次なる目的地へ

長〜いピザ待ちののち、ようやくありつけた絶品チーズピザでお腹も心も満たされたわたしたち。
さて、そろそろ今夜の車中泊スポットへと向かいます。

この日、最終目的地として選んだのは──

クマに出迎えられて、ポテチにときめく!道の駅 南ふらのでの一夜

「道の駅 南ふらの」

映画『ぽっぽや』で知られる幾寅駅のすぐ近くにある道の駅です。

幾寅駅は明日ゆっくり訪れる予定なので、今夜はその“お隣さん”的なこの道の駅でお世話になることに。

到着したのは14時半ごろ。
すでに何台もの車中泊組の車が停まっていて、人気の高さがうかがえます。

そして、スタンプラリー帳を片手に施設内へ足を踏み入れると……

クマの親子の剥製がお出迎え!

道の駅の入口すぐに鎮座していたのは、リアルすぎるクマの親子の剥製。
しかも、かなりデカい。ほんとに大きい!

道の駅南ふらのに展示されているクマの剥製2体

「これ、もしこの大きさで襲われたら…熊スプレー構える間もなく終わるやつ…」
と、ちょっとゾクッとしつつ、どこか憎めない可愛さもあって、思わずパシャリ。

この剥製が妙にリアルで、記憶に残る“南富良野のお出迎え”でした。

売店で湖池屋ワールドに遭遇

そのあと売店に入ってみると、今度は湖池屋のポテトチップスがズラ〜〜リ!

道の駅南ふらのにある湖池屋のポテトチップス展示コーナー

「えっ?ここは湖池屋の公式アンテナショップ!?」
と錯覚するくらいのラインナップで、見慣れたのり塩からご当地限定の「南ふらのチップス」まで種類も豊富。

どうして湖池屋なの?と気になる方は下のところをタップまたはクリック👇

🧀 湖池屋と道の駅みなみふらのの関係とは?
道の駅みなみふらのは、北海道南富良野町にある道の駅で、地元の特産品や観光情報の発信拠点として親しまれています。 ここでは湖池屋(コイケヤ)のポテトチップス関連商品が目立つ形で販売されており、その背景にはこんな深いつながりがあるんです👇
🥔 南富良野にある湖池屋の工場
湖池屋は、南富良野町に「シレラ富良野工場」を持っており、地元産のじゃがいもを使ってポテトチップスなどを製造しています。 周辺にはジャガイモ畑も多く、地元との結びつきはとても深いです。
🌳 森林保全活動や地域連携も!
湖池屋は2009年から南富良野町の町有林で森林保全活動も行っており、環境面でも地域に貢献。 地元の森林資源を活用したコースター制作や、森づくりの取り組みも進めています。
🛍 道の駅限定&ふるさと納税品も!
道の駅みなみふらのでは、「南ふらのチップス」などの限定ポテトチップスが大人気! ふるさと納税の返礼品としても取り扱われていて、観光客にも好評です。 「揚げたてポテトチップスを道の駅で楽しめる」構想も進行中!?

さて、本題のスタンプ押しへ!

道の駅南ふらのでスタンプを押している様子(2020年スタンプラリー帳)

名残惜しくポテチの棚から離れて、やっとスタンプ探しへ。
道の駅スタンプラリー、今日のラストとなる「道の駅 南ふらの」のスタンプをしっかりゲット!

道の駅南ふらののスタンプ帳とスタンプ印影のクローズアップ

この日は朝からたくさん巡ったので、達成感もひとしお。
押したスタンプの数だけ、思い出も増えていく気がします。

寒かったんだ…この日…🥺

今夜はこちらで車中泊

スタンプを押し終えたら、あとはリラックスタイム。
この日は「道の駅 南ふらの」で車中泊することにしました。

すでに車中泊している車が何台も停まっていて、けっこう人気のスポットみたい。
そんな中、とある軽ワゴンのリアドアが開いていて、何気なく見たその車内に衝撃!

※これはイメージです。

引き出しがびっしりと並び、生活用品がきれいに整頓されていて、「これぞ車中泊の達人!」という仕様に圧倒されました。
写真に撮りたかったけど、さすがに失礼かなと思って断念。でも、今でも印象に残っている一台です。

道の駅 南ふらのの朝は、井戸端会議から始まった

朝6時すぎ。
まだ少し眠気が残る時間帯に、どこからともなく聞こえてくる元気な声で、ふと目が覚めました。

「…あれ?なんか、にぎやか?」

車の窓からそっと外をのぞくと、ワゴン車が次々と道の駅に入ってくるところ。
その周りには、農家姿のおばちゃんたちが集まって、ワイワイとおしゃべり中。

どうやら近くの畑に働きに行く「でめんさん(地元のパートさん)」たちの送迎ワゴンだったようで、ここが集合場所なのか、もしくは途中のトイレ休憩か……真相はわからないけれど、とにかく元気いっぱいの井戸端会議の声が、わたしたちの目覚まし時計になったのでした(笑)

朝ごはんは、ひっそり目玉焼き

車中泊の朝ごはんとしてカセットコンロでベーコンを焼いている様子

車内で少しのんびりしたあと、他の車に迷惑にならないよう道の駅の隅っこへ移動。
リアドアをそっと開けて、簡単な朝食の準備です。

車中泊の朝食でベーコンと卵に調味料をかけて調理中

この日のメニューは、目玉焼き。
外で食べる目玉焼きって、なんであんなに美味しく感じるんでしょうね〜。

お世話になった道の駅で、メロンをお土産に

朝ごはんを食べたあと、売店が開くのを待ってから中へ。
車中泊でお世話になった感謝の気持ちを込めて、地元産のメロンを購入しました。

道の駅南ふらので購入したカットメロンを手に持っている様子

私たちは旅の中でよく車中泊をしていますが、その土地にちょっとでも恩返しできたらいいなと思って、道の駅ではなるべく地元のものを買うようにしています。

📝 まとめ:南富良野の道の駅は、静かに過ごせる優しい場所

今回は、「北の国から」ロケ地巡り(前回のお話)を終えてからの流れで、
富良野チーズ工房で腹ごしらえ → 道の駅 南ふらので車中泊、というコースで動きました。

道の駅 南ふらのは、観光地から少し離れている分、どこか落ち着いた雰囲気。
けれど、施設内には地元の魅力がぎゅっと詰まっていて、旅の終着点にぴったりな場所でした。

印象的だった車中泊の達人カーや、早朝の井戸端会議の目覚ましボイスも、忘れられない思い出に(笑)

そして何より、売店の湖池屋ポテチの充実ぶり!
道の駅って、ちょっと立ち寄るつもりが、思った以上に心に残る場所になるから不思議です。

道の駅 南ふらの|施設情報

📍 基本情報・アクセス

道の駅みなみふらの(南ふらの)は、北海道空知郡南富良野町・国道38号沿いにある道の駅です。
2025年4月26日にリニューアルオープンし、地域の新たな観光拠点として注目を集めています。

※今回訪れたのは、リニューアル前の2020年当時の様子です。

📌 所在地北海道空知郡南富良野町字幾寅687番地(国道38号沿い)
📞 TEL0167-52-2100
🕒 開館時間9:00〜17:00(4〜5月・10〜3月)
9:00〜19:00(6〜9月)
❄️ 定休日年末年始(12/31〜1/2)
※冬季は臨時休館あり
🚗 駐車場大型:10台/普通車:74台
📝 スタンプ開館時間中に押印可能(休館日は不可)
🗓 登録年月日1993年4月22日(登録番号3)
🔗 公式サイト道の駅 南ふらの公式ページ

※2025年7月現在の情報です。最新情報は施設へ直接ご確認ください。

📌 施設の特徴・みどころ
● 🛶 外観デザイン:
かなやま湖・空知川のカヌーをイメージしたユニークな建物。

● 🐟 大型水槽:
空知川やかなやま湖に生息するイトウ・アメマスなどの淡水魚を展示。

● 🛍 1階特産品コーナー:
ドライフラワー、陶芸品、木工品、くまささ茶、メロンゼリーなどが並びます。

● 🌲 2階森林展示コーナー:
町内に自生する樹木の見本が並ぶ自然学習スペース。

● 🍽 飲食・ショップ:
「モンベル」ショップ、レストラン「メープル」、フードコート、人気のパン屋さんなど。

● 🎠 なんぷアドベンチャーパーク:
ちびっこ向け遊具ゾーンやドッグランもあり、家族で楽しめます。

● 👶 子育て対応:
キッズコーナーや授乳室が新設され、家族連れにも安心。

● 🚴‍♀️ サイクルステーション:
サイクリスト用の休憩・補給設備も完備。

● ♿ バリアフリー対応:
多目的トイレや広い駐車場も完備しています。

🚉 次回予告:映画『ぽっぽや』の舞台、幾寅駅へ

翌日は、あの名作映画『鉄道員(ぽっぽや)』のロケ地として知られる
**幾寅駅(幌舞駅)**へ。

高倉健さんの世界にひたる、静かで感動的なスポット。
次回は、予習済みで臨んだ幾寅駅での体験をたっぷりお届けします!

📝この記事は、私たちが2020年7月に実際に訪れた際の体験をもとに、当時アメブロで書いていた内容を再編集したものです。
最新の情報とは異なる場合がありますが、旅の思い出として楽しんでいただけたら嬉しいです♪

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