前回の記事で紹介した「北の国から」ロケ地巡りを終えたわたしたち。
景色に感動していたはずが、ふと気づけば、もうお腹はペコペコ。
ということで、富良野市内へ車を走らせて向かったのは──
前回のお話はこちら

🧀 富良野チーズ工房!

チーズ好きにはたまらないこのスポット。
特に工房内にあるピザ工房が人気で、焼きたてのチーズピザが食べられるということで、観光客に大人気!

ただ、この日は土曜日。
案の定、施設内は人、人、人……すごい混雑っぷり!
「ま、混んでるとは思ってたけど…これほどとは!」
そして、まさかのピザ待ち地獄

レジでピザを注文し、番号札を手にして待機。
だけど、待てど暮らせど呼ばれない。
「〇〇番のお客様〜」という声が響くたび、体がビクッと反応するけど、番号は一向に来ない。
それもそのはず、結局、呼ばれるまでに1時間以上かかりました。

途中でお腹の虫も静かになってしまい、「もうピザじゃなくて草でも食べようか…」と本気で思い始めるくらい、心も胃袋も削られた時間(笑)

🍕それでも、食べた瞬間にすべてが報われる!
やっと番号が呼ばれて、手元に届いたのは「1/4サイズのピザ」を2人分。

「え…こんなに待ってこれだけ…!?」と、一瞬思いかけたけど、
一口食べたその瞬間——

口の中に広がる、とろ〜り濃厚なチーズの香りと風味。
パリッと香ばしい生地との相性も抜群で、これが本当にうまい!!

「待った甲斐、あったー!!!」
疲れも空腹も、すべてがチーズの海に溶けていきました(笑)

富良野チーズ工房|施設情報
📍 基本情報・アクセス
📌 所在地 | 北海道富良野市中五区 |
🕒 営業時間 | 9:00~17:00(4月~10月) 9:00~16:00(11月~3月) |
🍕 ピッツァ工房 | 10:30~16:00 |
❄️ 定休日 | 年末年始(12/31〜1/3) ※臨時休業あり |
🚗 アクセス | JR富良野駅から車で約9〜10分 無料駐車場あり(普通車120台) |
💴 入館料 | 無料 |
※2025年7月現在の情報です。施設の最新情報は公式サイト等でご確認ください。
🧀 チーズ工房の魅力・体験
- 🔍 チーズ製造の見学:ガラス越しに熟成庫や製造室を見学可能。
- 🧈 手作り体験教室:チーズ・バター・アイスクリーム作り(※パン作りは要予約)
- 🧃 試食&販売コーナー:2階でチーズ・バター・菓子などの試食と販売あり。
- 🐄 乳搾り体験:牛の模型を使って楽しく体験。
- 🎓 展示・撮影コーナー:チーズの歴史や撮影スポットも。
- 📦 通信販売対応:遠方からでも購入可能。
🍕 ピッツァ&アイス工房の魅力
- 🍕 ピッツァ工房:ナポリ修行の職人が焼く本格薪窯ピザ。モッツァレラも自家製!
- 🍨 アイスミルク工房:ふらの牛乳を使ったジェラートが大人気。ミルク味「ホワイト」が不動のNo.1。
- 🍇 ワインチェダーチーズ:ふらのワイン入り!日本初のワインチーズとして人気。
ピザで満たされたお腹を抱えて、次なる目的地へ
長〜いピザ待ちののち、ようやくありつけた絶品チーズピザでお腹も心も満たされたわたしたち。
さて、そろそろ今夜の車中泊スポットへと向かいます。
この日、最終目的地として選んだのは──
クマに出迎えられて、ポテチにときめく!道の駅 南ふらのでの一夜
「道の駅 南ふらの」
映画『ぽっぽや』で知られる幾寅駅のすぐ近くにある道の駅です。
幾寅駅は明日ゆっくり訪れる予定なので、今夜はその“お隣さん”的なこの道の駅でお世話になることに。
到着したのは14時半ごろ。
すでに何台もの車中泊組の車が停まっていて、人気の高さがうかがえます。
そして、スタンプラリー帳を片手に施設内へ足を踏み入れると……
クマの親子の剥製がお出迎え!
道の駅の入口すぐに鎮座していたのは、リアルすぎるクマの親子の剥製。
しかも、かなりデカい。ほんとに大きい!

「これ、もしこの大きさで襲われたら…熊スプレー構える間もなく終わるやつ…」
と、ちょっとゾクッとしつつ、どこか憎めない可愛さもあって、思わずパシャリ。
この剥製が妙にリアルで、記憶に残る“南富良野のお出迎え”でした。
売店で湖池屋ワールドに遭遇
そのあと売店に入ってみると、今度は湖池屋のポテトチップスがズラ〜〜リ!

「えっ?ここは湖池屋の公式アンテナショップ!?」
と錯覚するくらいのラインナップで、見慣れたのり塩からご当地限定の「南ふらのチップス」まで種類も豊富。
どうして湖池屋なの?と気になる方は下のところをタップまたはクリック👇
🧀 湖池屋と道の駅みなみふらのの関係とは?
🥔 南富良野にある湖池屋の工場
🌳 森林保全活動や地域連携も!
🛍 道の駅限定&ふるさと納税品も!
さて、本題のスタンプ押しへ!

名残惜しくポテチの棚から離れて、やっとスタンプ探しへ。
道の駅スタンプラリー、今日のラストとなる「道の駅 南ふらの」のスタンプをしっかりゲット!

この日は朝からたくさん巡ったので、達成感もひとしお。
押したスタンプの数だけ、思い出も増えていく気がします。

寒かったんだ…この日…🥺
今夜はこちらで車中泊
スタンプを押し終えたら、あとはリラックスタイム。
この日は「道の駅 南ふらの」で車中泊することにしました。
すでに車中泊している車が何台も停まっていて、けっこう人気のスポットみたい。
そんな中、とある軽ワゴンのリアドアが開いていて、何気なく見たその車内に衝撃!

※これはイメージです。
引き出しがびっしりと並び、生活用品がきれいに整頓されていて、「これぞ車中泊の達人!」という仕様に圧倒されました。
写真に撮りたかったけど、さすがに失礼かなと思って断念。でも、今でも印象に残っている一台です。
道の駅 南ふらのの朝は、井戸端会議から始まった
朝6時すぎ。
まだ少し眠気が残る時間帯に、どこからともなく聞こえてくる元気な声で、ふと目が覚めました。
「…あれ?なんか、にぎやか?」
車の窓からそっと外をのぞくと、ワゴン車が次々と道の駅に入ってくるところ。
その周りには、農家姿のおばちゃんたちが集まって、ワイワイとおしゃべり中。

どうやら近くの畑に働きに行く「でめんさん(地元のパートさん)」たちの送迎ワゴンだったようで、ここが集合場所なのか、もしくは途中のトイレ休憩か……真相はわからないけれど、とにかく元気いっぱいの井戸端会議の声が、わたしたちの目覚まし時計になったのでした(笑)
朝ごはんは、ひっそり目玉焼き

車内で少しのんびりしたあと、他の車に迷惑にならないよう道の駅の隅っこへ移動。
リアドアをそっと開けて、簡単な朝食の準備です。

この日のメニューは、目玉焼き。
外で食べる目玉焼きって、なんであんなに美味しく感じるんでしょうね〜。
お世話になった道の駅で、メロンをお土産に
朝ごはんを食べたあと、売店が開くのを待ってから中へ。
車中泊でお世話になった感謝の気持ちを込めて、地元産のメロンを購入しました。

私たちは旅の中でよく車中泊をしていますが、その土地にちょっとでも恩返しできたらいいなと思って、道の駅ではなるべく地元のものを買うようにしています。
📝 まとめ:南富良野の道の駅は、静かに過ごせる優しい場所
今回は、「北の国から」ロケ地巡り(前回のお話)を終えてからの流れで、
富良野チーズ工房で腹ごしらえ → 道の駅 南ふらので車中泊、というコースで動きました。
道の駅 南ふらのは、観光地から少し離れている分、どこか落ち着いた雰囲気。
けれど、施設内には地元の魅力がぎゅっと詰まっていて、旅の終着点にぴったりな場所でした。
印象的だった車中泊の達人カーや、早朝の井戸端会議の目覚ましボイスも、忘れられない思い出に(笑)
そして何より、売店の湖池屋ポテチの充実ぶり!
道の駅って、ちょっと立ち寄るつもりが、思った以上に心に残る場所になるから不思議です。
道の駅 南ふらの|施設情報
📍 基本情報・アクセス
道の駅みなみふらの(南ふらの)は、北海道空知郡南富良野町・国道38号沿いにある道の駅です。
2025年4月26日にリニューアルオープンし、地域の新たな観光拠点として注目を集めています。
※今回訪れたのは、リニューアル前の2020年当時の様子です。
📌 所在地 | 北海道空知郡南富良野町字幾寅687番地(国道38号沿い) |
📞 TEL | 0167-52-2100 |
🕒 開館時間 | 9:00〜17:00(4〜5月・10〜3月) 9:00〜19:00(6〜9月) |
❄️ 定休日 | 年末年始(12/31〜1/2) ※冬季は臨時休館あり |
🚗 駐車場 | 大型:10台/普通車:74台 |
📝 スタンプ | 開館時間中に押印可能(休館日は不可) |
🗓 登録年月日 | 1993年4月22日(登録番号3) |
🔗 公式サイト | 道の駅 南ふらの公式ページ |
※2025年7月現在の情報です。最新情報は施設へ直接ご確認ください。
📌 施設の特徴・みどころ
かなやま湖・空知川のカヌーをイメージしたユニークな建物。
● 🐟 大型水槽:
空知川やかなやま湖に生息するイトウ・アメマスなどの淡水魚を展示。
● 🛍 1階特産品コーナー:
ドライフラワー、陶芸品、木工品、くまささ茶、メロンゼリーなどが並びます。
● 🌲 2階森林展示コーナー:
町内に自生する樹木の見本が並ぶ自然学習スペース。
● 🍽 飲食・ショップ:
「モンベル」ショップ、レストラン「メープル」、フードコート、人気のパン屋さんなど。
● 🎠 なんぷアドベンチャーパーク:
ちびっこ向け遊具ゾーンやドッグランもあり、家族で楽しめます。
● 👶 子育て対応:
キッズコーナーや授乳室が新設され、家族連れにも安心。
● 🚴♀️ サイクルステーション:
サイクリスト用の休憩・補給設備も完備。
● ♿ バリアフリー対応:
多目的トイレや広い駐車場も完備しています。
🚉 次回予告:映画『ぽっぽや』の舞台、幾寅駅へ
翌日は、あの名作映画『鉄道員(ぽっぽや)』のロケ地として知られる
**幾寅駅(幌舞駅)**へ。
高倉健さんの世界にひたる、静かで感動的なスポット。
次回は、予習済みで臨んだ幾寅駅での体験をたっぷりお届けします!
📝この記事は、私たちが2020年7月に実際に訪れた際の体験をもとに、当時アメブロで書いていた内容を再編集したものです。
最新の情報とは異なる場合がありますが、旅の思い出として楽しんでいただけたら嬉しいです♪