「北の国から」ロケ地めぐり完全ガイド|麓郷の森で五郎の家をたどる旅

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富良野といえばラベンダー…だけじゃない!
実はここ、「北の国から」の舞台でもあります。
テレビの中の五郎さんの暮らしをたどれるロケ地が今も残されているんです。

今回は、そんな富良野・麓郷(ろくごう)の森をめぐって、
五郎が建てたあの家、この家、全部見てきました!

※掲載写真は「北の国から」ロケ地・富良野にて、観光で訪れた際に撮影したものです。施設のルールに基づき、許可された範囲で撮影しています。

前回のお話はこちら

目次

北の国からってどんなドラマ?

北の国からの看板前で記念撮影をする帽子姿の夫婦

「北の国から」は、1981年にフジテレビ系列で放送が始まった名作ドラマ。
東京から北海道・富良野の山あいの集落「麓郷(ろくごう)」へ移住した黒板親子の暮らしを描いた物語です。

主人公は、元・東京在住の電気工事士「黒板五郎(くろいたごろう)」。
妻に去られたあと、小学生の子どもたち(純と蛍)を連れて、何もない原野で自給自足の生活を始めます。

📺 自然の中で生きる、リアルな人間ドラマ

都会の便利な暮らしを手放し、不便な田舎で“本当に大切なもの”を見つけていく——
そんな五郎の不器用だけど真っすぐな生き方が、多くの人の心を打ちました。

シリーズは全11年間にわたり、断続的にスペシャルドラマとして続編が放送され、
「北の国から ’83 冬」「’87 初恋」「’92 巣立ち」など、時代の変化とともに家族の姿もリアルに変化していきます。

🎞 ドラマの“舞台”は本当に富良野にある!

物語のロケ地となった富良野の「麓郷(ろくごう)」は、ドラマ撮影のために実際に家を建てて作られました。
そのロケセットが今もそのまま保存されていて、観光客が見学できるようになっているんです。

五郎が手作りした「丸太小屋」や「石の家」、廃材で作られた「拾ってきた家」など、
ドラマの世界観そのままの建物たちが並ぶ風景は、まさに“生きたドラマの記憶”。

🐻 くま嫁的ポイント

「北の国から」を知らなくても、家の造りや五郎の暮らしぶりを見るだけで感じるものがあります。
こんな家、こんな暮らし、ちょっとしてみたくなるような…
でも絶対大変そう(笑)!

そんな“ちょっと背伸びした自然暮らし”を、のぞき見できるのがこのロケ地巡りの魅力です。

📀 くま嫁はリアルタイム世代じゃないけど…

実はくま嫁、このドラマが放送されていた頃は、まだ生まれて間もない頃。
正直、それまで『北の国から』にはまったく馴染みがありませんでした。

ところが!
今回の北海道旅を計画しているとき、「北の国からの聖地を巡りたい!」と熱く語る旦那(ガチファン)の影響で、
旅の前に、なんとDVDで全話一気見
することに!(←しかも旦那の私物)

そして──見たからこそ、余計に感動が倍増!

あの家!
あのシーン!
五郎がここであのセリフを…って、いちいち思い出してはジーンとしてしまう。
完全に“予習して行く派”をおすすめします…!

🏔『北の国から』を知らなくても大丈夫!

富良野を舞台にした名作ドラマ『北の国から』。
名前は知ってるけど「実は見たことない…」という方も多いかもしれません。

でもご安心を♪

この記事では、ロケ地の紹介に合わせてストーリーのあらすじを交えてご紹介しています。
※ネタバレありです🙇‍♀️

ドラマを知らない方でも、五郎さんや純、蛍たちの人生をちょっとずつ知りながら、
旅気分で読み進めていただける内容になっています。

懐かしい気持ちになる方も、初めて知る方も、
富良野の自然と家族の物語を一緒にめぐってみてはいかがですか?

「北の国から」と中畑木材工業|まちの中に残るドラマの舞台

ロケ地めぐりの最初に立ち寄ったのが、
富良野市街地の一角に今も現役で建つ「麓郷木材工業株式会社」。

中畑木材工業の看板と木製の詩が刻まれたオブジェ

ここは、ドラマ『北の国から』で**中畑和夫(なかちゃん)**が働いていた会社「中畑木材工業」として何度も登場した、超重要ロケ地のひとつです。

🪵 実在の会社がそのままロケ地に

「中畑木材工業株式会社」の建物全体と正面入り口の様子。昔ながらの雰囲気が残る白い建物が印象的。

この建物は本当に「麓郷木材工業株式会社」として営業しているリアルな木材会社
しかも、あの中ちゃんのモデルは実際にこの会社を経営していた仲世古善雄(なかせこ よしお)さんなんです!

📘 仲世古善雄さんってどんな人?(クリックで開く)

仲世古善雄(なかせこ よしお)さんは、1943年生まれ・北海道富良野市出身の実業家。

  • 📍 麓郷木材工業株式会社の社長を務める
  • 🤝 社会福祉法人「富良野あさひ郷」の理事長としても地域に貢献
  • 🎬 ドラマ『北の国から』の登場人物「中畑和夫(なかちゃん)」のモデル
  • 📚 脚本家・倉本聰氏と親交があり、「富良野塾」などの活動にも協力
  • 🏠 「北の国から資料館」を1995年に設立し、初代館長を務めた(現在は閉館)

富良野の自然と文化を守り、ドラマの成功を地域の魅力発信につなげた立役者です。

中畑木材工業の入り口横に置かれた木製の看板と詩が刻まれた木の板。年月を感じさせる風合い。

入口横の看板には、しっかり「中畑木材工業株式会社」の文字。

📺 ドラマに登場した名シーンたち

中畑木材工業は、ドラマの中でも仕事・生活・地域のつながりを象徴する場所として何度も使われました。

  • 雪子(竹下景子)が工場で働くシーン
  • 屋外の丸太置き場で作業する場面
  • 中ちゃんの事務所に五郎が訪れるシーン
  • 地域の人々が集まる交流の場としての描写 などなど!
中畑木材工業の前で撮影したセルフィーショット

見たことがある方なら、「あっ!ここがあの場面の…!」とテンション上がること間違いなし。

📍 アクセス情報

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