【道の駅スペース・アップルよいち】ウイスキーの町で“にしき君”と運命の出会い🫖

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前回の旅では、積丹で念願の“生の殻付きウニ”をいただき、大・大・大満足の私たち✨
「これはもう、言うことなし!」という幸せ気分のまま、次に向かったのは余市町でした。

余市といえば…そう、あの「ニッカウヰスキー」の町🍶

もちろんスタンプラリーの旅ですから…道の駅へ、と思ったのですが
せっかくだからと立ち寄ったのが、余市蒸留所。

事前予約なども不要で自由に見学できるスタイル。
建物のレトロな雰囲気に浸りつつ、最後はお待ちかねの試飲タイムへ…のはずが…!

呑兵衛夫婦にはたまらない、3種類のウイスキーの飲み比べと思ったのに…

最後に出会った昭和感あふれるアイツに感動でした🥺

前回のお話はこちら

目次

🥃【ニッカウヰスキー余市蒸留所へ】目的は道の駅…だったけど?

この日の目的は、あくまで「道の駅スタンプラリー」📘
次のスタンプを押すために立ち寄ったのが、余市の道の駅でした。

…が!

「せっかく余市まで来たんだから、あそこも寄ってみる?」と、頭に浮かんだのは
あの有名なニッカウヰスキー余市蒸留所🥃✨

実は私たち、ちょうど1年前の家族旅行でもここに来ていたんです。

ニッカウヰスキー北海道工場の樽型看板と記念撮影する夫婦

そのときは観光がメインで、もちろん試飲もバッチリ🍷💕

ニッカウヰスキーの試飲セット(余市・スーパーニッカ・アップルワイン)
テイスティング用のグラスとラベル付きカップ


3種類のウイスキーをしっかり飲み比べて、「これは香りが良いね〜」「こっちはスモーキー!」なんて、家族でワイワイ盛り上がっていた記憶が残っています。

アップルワインの看板前でハイボール派とロック派に分かれる夫婦

…が!!しかし!今回は


そう、旅のスタイルは“車中泊”
そしてこの日のドライバーは私たち夫婦だけ

ウイスキーを持って渋い表情を浮かべるくまの着ぐるみを着た夫婦のイラスト

つまり…誰も飲めない!!!
(というか、誰か飲んだら置いて帰るしかない🤣)

せっかくの蒸留所、せっかくの試飲コーナー、前回の記憶が蘇るなか、
試飲は泣く泣くおあずけとなりました…😢

試飲コーナーの前を通りながら、
「…あの香り、また嗅ぎたかったなぁ…」と、
思わず鼻だけ蒸留所に置いて帰りそうになった私たちなのでした(笑)

ん…今気づいたのだが…
魔の6月30日😂 まさかこの時1年後にあんな濃い1日を過ごすとは🤣


🗂【余談】あれ…?やっぱり去年も飲めてなかった疑惑、確定。

記事を書いている途中で、ふと思い立って当時2019年の写真フォルダをゴソゴソ…
すると出てきたのが、こちらの1枚👇

ニッカウヰスキー蒸溜所の敷地内で立つハンドルキーパーの男性



「俺は飲めない」感ただよう哀愁ショット。

さらにズームで見てみると…

「ハンドルキーパー」のステッカーのアップ写真



ガチで運転手です。飲めません。ニッカ公認。笑

…はい、確定しました。
旦那、去年も試飲できてませんでした!!!😂

記憶では“家族でワイワイ試飲”してたと思ってたのに、
まさかの 私だけ飲んでたパターン だったとは…💧

あれからもう6年。
すっかり忘れていたけど、写真は正直ですね(笑)

ということで、旦那は2度の余市訪問ともにノンアルコール通過という
“逆伝説”を打ち立てていたことが、ここに証明されました✍️

ニッカの刻印が施された石の紋章

🍀【ちょっと豆知識】余市がウイスキーで有名な理由、知ってる?

なぜ余市は「ウイスキーの町」と呼ばれるの?(ここをタップ&クリック)

🍃 地理・気候環境が“スコットランド級”
余市は北海道の日本海側に位置し、冷涼で湿潤な気候、豊富な水資源、ピート(泥炭)もあるなど、本場スコットランドにそっくり!まさにウイスキーづくりにぴったりの土地なんです。

🔥 伝統製法「石炭直火蒸溜」
余市蒸溜所では、創業以来ずっと「石炭直火蒸溜」を守っています。熟練の技が求められるこの方法で、重厚でスモーキーな味わいを生み出しているんですよ♪

👨‍🔬 創業者・竹鶴政孝の情熱
スコットランドでウイスキー造りを学んだ竹鶴政孝氏が、1934年に余市を選んで蒸溜所を創設。「日本のスコットランドをつくる」という夢が、ここから始まりました。

🏆 国際的な評価もバッチリ
WWA(ワールド・ウイスキー・アワード)やISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)など、数々の世界的な賞を受賞。今や“ジャパニーズウイスキー”の代表的存在です!

ニッカウヰスキー公式サイトより引用(出典

🏛 ニッカウヰスキー余市蒸溜所|施設紹介

詳しく見る

📍 基本情報

  • 所在地:北海道余市郡余市町黒川町7丁目6番地
  • 所有者:ニッカウヰスキー株式会社
  • 創業:1934年(昭和9年)、竹鶴政孝によって設立
  • 文化財指定:2022年、複数棟が国の重要文化財に指定

🏰 建物の特徴

  • 木骨石造(木の骨組みに札幌軟石を使用)
  • 赤い三角屋根+石造外壁でヨーロッパの城のような外観
  • 正門は登録有形文化財(1942年築)
  • キルン棟、発酵槽、蒸溜棟、貯蔵庫などが機能的に配置

🔍 歴史的・産業的価値

  • 昭和初期のウイスキー製造施設が現存
  • 近代産業遺産としても高い評価
  • 構内の建物群が美しい景観を形成

主な施設・設備

  • 乾燥塔(キルン棟):ピートで大麦を乾燥。香りづけの要。
  • ポットスチル:石炭直火蒸溜を今も継承。
  • 貯蔵棟:熟成樽が並ぶ施設。一部は重要文化財。

👉 歴史と現役の製造現場が共存する「ウイスキーの聖地」です!

※地図はニッカウヰスキー余市蒸溜所(2025年6月現在の情報)

🛍【余市の金物屋さんへ】ヤカンだけ買うはずが…まさかの爆買い!?

余市に着いて、まず向かったのは**道の駅ではなく“町の金物屋さん”**でした。

目的は、ただひとつ。
**「昔ながらのヤカン」**を探すこと!

最近キャンプ用で使っていたステンレスのヤカン、
見た目はいいけどお湯が沸くのにやたら時間がかかって、ちょっとイライラ…😅

「やっぱりあの昭和のアルミヤカンが最強だったよね!」ということで、
小さめで車中でも使いやすいサイズのものを求めて金物屋さんへ。

店内をくまなく探したけれど、これ!というヤカンはなかなか見つからず…。
が、ふと視線を上に向けると——

天井から吊るされた1個のヤカンが…!!🫢🫧

レトロな金物屋に吊るされた銀色のやかん「にしき瓶」

それはまさに理想のサイズ感&フォルム。
昭和の家庭にあった、あの“どこか懐かしい顔”をしていたのです。

「これ…売り物ですか?」と聞くと、
お店の人はちょっと驚きながらも、「飾ってただけだけど、いいよ」と快く譲ってくださいました😭✨
(優しすぎる…!余市の人、好き!!)

さらに、気づけばいろんなレトロ雑貨にも目がいってしまい…

唐草バッグとレトロなやかん・弁当箱
  • 昭和レトロな 唐草模様のバッグ
  • 小さな アルミのお弁当箱(←薬入れにピッタリ)
  • その他いろいろ、どれも「かわいすぎて選べない!」

まさに、“ヤカンを探しに行って昭和にタイムスリップした日”となったのでした🫖✨

📘【そして道の駅余市へ】スタンプを押して、思い出をひとつ追加

金物屋さんで思わぬ“昭和レトロな宝物”たちに出会い、
ちょっと心がほっこりしたあとは、本来の目的だった「道の駅 余市」へ

雨の中、スペース・アップルよいちに向かう男性の後ろ姿

ただこの日はあいにくの雨。
去年も立ち寄ったので、今回はサクッとスタンプを押して終了!

スタンプ帳にスタンプを押している手元の様子

本当にそれだけの立ち寄りだったのに、
なぜか心にはしっかり「今日の余市」が刻まれていたのでした🌧️📖

スタンプ帳に押された「スペース・アップルよいち」のスタンプ

やかんは、1,000円だったんだ…と今思い出しました🤣

🚩 道の駅 余市|施設案内
📍 住所北海道余市郡余市町黒川町6-4-1(国道229号沿い)
📞 電話番号0135-22-1515
🏢 休館日 宇宙記念館・ミュージアムショップ:毎週月曜(4/21〜11/30)、冬期休館(12/1〜4/17)
売店:無休(4/21〜11/3)/月曜休(11/10〜4/13)
※月曜が祝日の場合は翌日休/年末年始(12/28〜1/3)
🕒 開館時間9:00〜17:00(宇宙記念館・ミュージアムショップ・売店)
🚗 駐車場大型5台・普通38台
🖊️ スタンプ押印時間 ミュージアムショップ:9:00〜17:00(4/19〜11/30)※月曜不可
売店:9:00〜17:00(12/1〜4/17)※月曜・年末年始不可
※4/21〜10/27までの月曜は売店にて押印可能
🔗 公式サイトhttps://hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/1699/

※2025年6月現在の情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください。

🌟 特徴・魅力(クリックで表示)
🗺️ ロケーション:
余市川のほとりに位置し、JR余市駅から徒歩5分とアクセス抜群。国道229号沿いでドライブの休憩にもぴったり。

🍽️ グルメ:
農産物直売所では、地元のリンゴを使ったアップルパイやジュースが人気。季節ごとのフルーツも充実しています。

🛍️ 特産品:
宇宙食やさくらんぼ・ぶどうジュースなど、余市ならではのユニークなお土産が揃っています。

🎪 イベント・体験:
併設の「余市宇宙記念館スペース童夢」では、毛利衛氏の業績や宇宙展示が楽しめ、宇宙食の購入も可能です。

🐾 ペット向け施設:
専用設備はありませんが、駐車場周辺は開けており、軽く散歩もできます。

🛠️ 今後の予定:
現施設の老朽化と駐車場縮小により、余市IC近くに新しい道の駅の建設が検討されています。
夜空に浮かぶロケットとくま夫婦のイラスト。星空の下でニコニコ笑顔

🚀 豆知識|余市町と“宇宙”の深いつながり

余市町が「宇宙のまち」と呼ばれる理由は、日本人科学者として初めて宇宙へ行った毛利衛(もうり まもる)さんがこの町の出身であることに由来します。

毛利さんは1992年、スペースシャトル「エンデバー号」に搭乗し、日本初の宇宙実験を成功させた科学者宇宙飛行士として世界的に注目されました。

この偉業を称えて、「余市宇宙記念館(スペース童夢)」が開館。宇宙の仕組みや最新技術、毛利さんの足跡を学べる展示が行われています。

また、併設の道の駅「スペース・アップルよいち」では宇宙食や宇宙関連グッズが販売されており、町全体が「宇宙」をテーマに盛り上げているのもユニークなポイントです✨

小さな町から宇宙へ──そんな夢のあるストーリーが、ここ余市には広がっています🌍🌌

📝余市の記憶、飲んでないけど酔い気分♪

記事を書きながら振り返ってみると…
そういえば、余市に来るのは今回が2度目だったなんて。

今年はまさかの「試飲おあずけ」2年連続😂
そう、私はまたもや運転手。試飲コーナーの誘惑を横目に、グッとこらえるハメに…

だからか、2020年の蒸留所の写真が1枚も残っていないというミステリー。
記録より記憶派、全開です😂

でもでも!その代わりに素敵な出会い✨
天井からぶら下がっていた“味のあるヤカン”🫖💕


その名も――「にしき君」🎉←勝手に命名😂

こういう予想外の出会いこそが、旅の醍醐味なのかもしれません。

道の駅ではしっかりスタンプも押して、気持ちも新たに次の目的地へ!
次はどんな出会いが待っているのか…ワクワクしながら、旅はまだまだ続きます🚐✨

📝この記事は、私たちが2020年7月に実際に訪れた際の体験をもとに、当時アメブロで書いていた内容を再編集したものです。
最新の情報とは異なる場合がありますが、旅の思い出として楽しんでいただけたら嬉しいです♪

次回はいよいよこの日の終着駅。


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