【北海道・福島町】当時は無料だった!青函トンネル&千代の富士記念館で学ぶ歴史旅

青函トンネル記念館を背景に記念撮影するくま着ぐるみ姿の二人のイラスト
  • URLをコピーしました!

北海道最古の温泉「北海道最古の湯 知内温泉」でたっぷり癒されたあと、私たちは次の目的地へと車を走らせていました🚗

……の、はずだったんですが。
旅ってやつは、なかなか予定どおりに進ませてくれないものでして😂

気まぐれに現れる看板、手元のスタンプラリーbookに誘われる道の駅、
そしてなぜか次々に現れる“無料”の誘惑(ありがたいけど😝)。

2020年6月――旅が少しずつ再開し始めたばかりの、ちょっと特別なあの頃。
懐かしい風景や福島町のあたたかさにほっこりしながら進んだ、そんなある日のゆるっと寄り道旅です📖✨

前回のお話はこちら

目次

🪧 気まぐれ看板と無料の誘惑に、ついフラリ

知内温泉で心も体もぽっかぽか♨️
そのまま道の駅へ向かう予定だったのですが、道中ふと目に入ったのが「青函トンネル記念館」の看板。

「ちょっとだけ覗いてみようか」と軽い気持ちで立ち寄ってみたところ…
入口に貼られた**『無料開放中』の張り紙**を発見👀✨

これはもう、行くしかないっしょ‼️ということで、ありがたく福島町のご厚意に甘えて見学させていただくことに🎫


🚧 写真撮り忘れるほどの没入体験!青函トンネルの世界へ

正直、そんなに期待してなかったんです。
でも中に入ってビックリ!

トンネル建設の壮大な記録や、作業員たちの奮闘がリアルに伝わってくる展示ばかり。
模型や映像、当時の道具類まで細かく紹介されていて、思わず「こんな海底掘ったの⁉」と驚きの連続。

🚇 青函トンネル記念館|施設案内

📱 スマホで閲覧中の方は、表を横にスクロールしてご覧ください →

📍 住所 北海道松前郡福島町字三岳32-2
🕘 営業時間 9:00~17:00
🚫 休館日 12月1日~3月16日(冬季間休業)
※団体予約でガイド付き見学が可能です。
📞 お問合せ TEL:0139-47-3020
🚌 アクセス(バス) 木古内駅よりバス約50分、「青函トンネル記念館前」下車
🚗 アクセス(車) 木古内駅より 約30分
🅿️ 駐車場 普通車70台、大型車5台
🎫 入館料 大人:400円(団体300円)
小~高校生:200円(団体150円)
障害者・介護者:無料

共通券(千代の富士記念館含む)
大人:700円(団体500円)
小~高校生:350円(団体250円)
※20名以上で団体割引あり
※2025年6月現在の情報です
🌍 地図
🔗 公式サイト https://be-happy-fukushima.com/attractions/seikan-tunnel-kinenkan/

北海道に渡る前、予習の意味も込めて家で鑑賞してきた1982年の映画『海峡』。
青函トンネル工事に人生をかけた男たちの物語で、
トンネルの完成前に公開された映画だったと知り余計に感動!

🎬 映画『海峡』ってどんな作品? サクッと説明…気になる方はここを開いてみて🐻‍❄️👉

1982年に公開された映画『海峡』は、青函トンネルの工事に命をかけた男たちの姿を描いた感動のヒューマンドラマです。

🎬 映画『海峡』|作品紹介

🍿 タイトル 『海峡』(1982年公開)
🎥 監督 森谷司郎(『八甲田山』『日本沈没』)
👤 主演 高倉健、吉永小百合、三浦友和、森繁久彌 ほか
💬 特徴 青函トンネル工事を題材にした、東宝50周年記念作品
🔍 補足 映画公開翌年に先進導坑が実際に貫通(1983年)!

🛠️ 実話をベースにした、壮大なトンネル建設の物語

物語の中心となるのは、青函連絡船・洞爺丸事故から始まるトンネル建設への執念。
地質調査をする主人公・阿久津(高倉 健)が、龍飛崎に赴任するところから物語が始まります。

途中、過酷な自然、度重なる出水事故、仲間との衝突…。
「10万年前にマンモスが歩いた道を、もう一度人の手でつなげる」
そんなロマンと困難の中、男たちは工事を進めていくのです。

ちなみに、映画のラストで描かれる“トンネルの貫通”は実際には翌年(1983年)
そして本坑の貫通は2年後の1985年。
映画が描いた未来が、そのまま現実になったような、まさに“歴史を予言した作品”とも言えます。

映画『海峡』のBlu-rayパッケージ


実際に記念館を見学したとき、映画のシーンが脳裏に蘇り…すっごく満足だったのです。

……が、あまりに夢中になりすぎて、写真を撮るのを完全に忘れたのが唯一の後悔😂
なので雰囲気だけでもこんな感じ…公式サイトから拾ってきました📸

🔗 画像・情報引用元: 青函トンネル記念館(BE HAPPY FUKUSHIMA 公式サイト)


🗺 スタンプラリーが呼んでいる!道の駅ハント再び

さて、次に向かったのは「道の駅 横綱の里ふくしま」。

実は私たち、ウトナイ湖の道の駅でスタンプラリーBOOKを買ってしまってからというもの、
道の駅を見つけるたびに反射的に寄ってしまう
体質に…😅

なんなら「北海道の道の駅、全部制覇してやるぞ‼️」
なんていう野望すら芽生えてきていました(笑)

そんな勢いで立ち寄った「道の駅 横綱の里ふくしま」
そして駐車場に着いた瞬間、目の前にドーーンと現れたのが……


🏠 道の駅に着いたら、まさかの横綱がお出迎え!?

まさかのガチ横綱記念館とのご対面🤣
ここ福島町は、2人の横綱を輩出した相撲の名所だったんですね〜!

🏆 千代の山・千代の富士記念館|施設案内

📱 スマホで閲覧中の方は、表を横にスクロールしてご覧ください →

📍 住所 北海道松前郡福島町字福島190番地
🚗 アクセス JR函館駅から車で約2時間
📞 電話番号 0139-47-4527
🕘 利用時間 9:00~17:00(3月17日〜11月30日)
🚫 休館日 12月1日~3月16日(冬期休館)
🎫 利用料金 一般:500円
小中高生:250円
※2025年6月現在の情報です
🅿️ 駐車場 あり(32台 ※道の駅の駐車場と共用)
🌍 地図
🔗 関連リンク はこぶら(函館市公式観光情報サイト)

しかもこの時期は、ちょうど2020年6月
コロナによる緊急事態宣言が解除されたばかりで、
観光支援の取り組みが各地で始まっていた頃。

北海道福島町の元気プロジェクト案内。岩部クルーズやトンネル記念館などの観光体験が期間限定で無料になることを告知しているポスター。


その流れで、この記念館も6月いっぱい無料開放中だったのです👏✨


📸 似てるって言われたこと、あるらしい。ツーショット撮ってみた

中に入ると、千代の山・千代の富士の功績が、
写真・トロフィー・等身大パネルなどでずらりと紹介されていました。

中でも目を引いたのは、千代の富士の等身大パネル
まるで本物が立ってるような迫力💥

…実はうちの旦那、昔「千代の富士に似てる」って言われたことがあるらしく、
ここぞとばかりにパネルとツーショット📸✨

等身大パネルとツーショット
🧠 ちょいと豆知識横綱“千代の山”と“千代の富士”ってどんな人?

福島町が誇る2人のレジェンド横綱、
千代の山(第41代)と千代の富士(第58代)は、ただの地元力士ではありません!

なんとこの2人、
✔️ 師弟関係で
✔️ 同じ九重部屋に所属し
✔️ 共に相撲界に歴史を刻んだ名横綱なんです✨


🧔‍♂️ 千代の山 雅信(ちよのやま まさのぶ)

  • 北海道出身力士として初めて横綱に昇進
  • 九重部屋の親方として後進を育成
  • あの千代の富士の師匠!

🐺 千代の富士 貢(ちよのふじ みつぐ)

  • 本名:秋元貢、1955年生まれ・福島町出身
  • “小さな大横綱”として幕内優勝31回(歴代3位)
  • 国民栄誉賞も受賞!
  • 愛称は「ウルフ」、小柄ながら怪我に負けず活躍
  • 引退後は親方として九重部屋を継承

🏛 記念館について

福島町には、この2人をたたえる
「横綱千代の山・千代の富士記念館」が建てられています!

  • 館内では土俵の再現や優勝杯、化粧まわしなど貴重な展示がずらり✨
  • 館外には2人の銅像もあり、記念撮影にもおすすめ📸
  • 毎年夏には九重部屋が町内で合宿を行い、稽古見学も可能

地元から2人もの横綱が誕生するなんて、すごいことですよね👏
福島町が“相撲の町”と呼ばれる理由、体感できますよ〜!

私は相撲に詳しくなかったのですが、
展示を見ているうちにどんどん引き込まれていきました。


施設はコンパクトだけど、展示内容は濃くて、
相撲ファンはもちろん、そうでない人も楽しめる記念館でした!


🌊 福島町のおもてなしはこれだけでは無かった…

実は…福島町のおもてなしは「記念館だけ」じゃなかったんです!

福島町のおごりポスター

なんと、絶景だらけの「岩部クルーズ」も6月は無料だったらしく…
えぇ、もちろん私たち、そんな情報は知らずにスルーです😭
(しかも“予約制”…完全にノーチェックでした💧)

でも!どんなクルーズだったのか気になったので、調べてみたら――

🚤 岩部クルーズとは?

北海道松前郡福島町・岩部漁港から出発する、大自然満喫の海上アドベンチャー!
グラスボートで神秘的な海を巡る、大人も子どもも楽しめる人気観光です。

  • 🚢 船の特徴:グラスボートで海底が覗ける!透き通る津軽海峡の海を間近に体感✨
  • ⛰️ 見どころ:高さ200mの「岩部断崖」、奇岩群、そして「青の洞窟」も!
  • 🐬 出会い:クマ、イルカ、ハヤブサなどの野生動物に遭遇することも⁉️
  • 📷 サービス:ドローンでの記念空撮あり(スタッフは全国飛行許可持ち)
  • 📍 出航場所:北海道福島町・岩部漁港
  • 💰 通常料金:大人3,500円〜(プランによる)
  • ⏱️ 所要時間:約70〜90分
  • 📅 運航時期:5月〜10月中旬(天候により運休あり)
  • 📝 予約:原則2日前まで(当日空きあればOK)
  • 🚗 アクセス:JR木古内駅から車で約50分/函館空港から約2時間
  • 🅿️ 駐車場:無料(10台ほど)

※2025年6月現在の情報です

公式サイトはこちら 👉 岩部クルーズ公式サイト

いやほんと…
これだけ内容盛りだくさんのクルーズが、まさかの無料だったなんてーー‼️

知らなかったのが悔やまれる〜〜😢
完全に“後から知ってショック受けるやつ”でした…

次こそは、ちゃんと情報チェックしてから旅に出ようと心に誓った私たちなのでした💪💦

…とはいえ、あれから数年。
もうあの頃の出血大サービス的な時代は、きっと二度と来ないのかもしれません🥲

来ても、それはそれで困っちゃうのかもですね…
あんな時代はもうゴメンです🙇‍♀️

だからこそ、あの時の“ご厚意”が身にしみて、
今も心に残る素敵な思い出です✨

コロナ後の旅、ようやく動き出せた実感

この旅は、私たちにとって本当に久しぶりの遠出でした。

ちょうど「GoToキャンペーン」などの施策が始まりつつあり、
ホテルや観光施設がびっくりするくらいお得な時期。

「ああ、やっと旅ができるんだ…」
そんな解放感と、旅ができることのありがたさを全身で感じたのを覚えています☺️

そういえば最近のニュースでは、新たにどこだかが宿泊税が導入されたという話題も。
今では全国的にオーバーツーリズムが課題になっていて、観光地が“来すぎ問題”に頭を抱える時代。

そんな気になる宿泊税の一覧はこちら 参考までに…

🏨 主な都市の宿泊税一覧(2025年時点)

都市名 導入時期 宿泊税の料金体系
東京 2002年〜(2025年4月から「外税方式」に変更) 〜9,999円:課税なし
10,000〜14,999円:100円
15,000円以上:200円
大阪府 2017年〜(2025年9月から改定予定) 〜4,999円:課税なし
5,000〜14,999円:200円
15,000〜19,999円:400円
20,000円以上:500円
京都市 2018年〜 現在:最大1,000円
今後:最大10,000円に見直し検討中
金沢市 2019年〜 〜4,999円:課税なし
5,000〜19,999円:200円
20,000円以上:500円
俱知安町(北海道ニセコ) 2020年〜 宿泊料金の2%(端数切捨て)
福岡市 2020年〜 〜19,999円:200円(市+県)
20,000円以上:500円(市+県)
北九州市 2020年〜 宿泊料金に関係なく一律200円
長崎市 2022年〜 〜9,999円:100円
10,000〜19,999円:200円
20,000円以上:500円
ニセコ町(北海道) 2024年10月〜予定 〜5,000円:100円
〜19,999円:200円
〜49,999円:500円
〜99,999円:1,000円
100,000円以上:2,000円

✅ 旅行者への注意点

  • 宿泊予約時の料金には宿泊税が含まれていないことが多く、
    チェックインまたはチェックアウト時に別途支払う必要があります。
  • 宿泊税は自治体ごとに税率や開始時期が異なるため、
    滞在予定地の最新情報を宿泊施設または自治体の公式サイトで確認するのが安心です。

📌 今後の宿泊税 見直し・導入予定

地域 開始予定 内容
愛知県常滑市 2025年1月6日〜 宿泊料金に関係なく一律200円
静岡県熱海市 2025年4月1日〜 一律200円(小学生以下は免税
岐阜県下呂市・高山市 2025年10月1日〜 段階別導入(例:下呂市:〜4,999円:100円、5,000円〜:200円)
長野県(軽井沢町ほか) 2026年6月〜予定 県全域導入を検討中
(軽井沢案:6,000円以上〜1万円未満:300円/上限800円を予定)

🆕 2025年秋以降に新たに導入される宿泊税

2025年3月に総務大臣の同意を得て、以下の地域で宿泊税の新設が決まりました。

導入地域 備考
宮城県 県全体で導入
広島県 県全体で導入
北海道内の5市町 具体市町は追って発表
岐阜県内の2市 下呂市・高山市など
宮城県内の1市 仙台市以外の市で追加導入
島根県内の1市 名称未発表(観光地中心)

👉 上記の追加により、全国で合計24地域が宿泊税を導入済みとなります。

💡 宿泊税の制度概要

  • 税額は自治体ごとに異なり、1人1泊あたり100〜500円の範囲で設定。
  • 修学旅行の学生などは免税となります。
  • 制度の目的は、観光振興・地域活性化・観光インフラ整備など。
  • 今後も導入地域の拡大が見込まれている注目の制度です。

参考までに…詳しくは総務省HPや各自治体の公式HPを御覧ください🙇‍♀️

あのGoToの頃、まさかそんな未来が来るなんて…
当時の私たちは想像もしていませんでした。

くまの着ぐるみを着た夫婦がハイエースで道の駅へ向かうイラスト

静かだった観光地や、無料開放で迎えてくれた地域のあたたかさ。
あの時代だからこそ出会えた景色や人の想いを、今になってより強く思い出します。

🗺️ 次回予告|道の駅の先に見えたのは…まさかのお城!?

福島町ですっかりおごってもらった私達――
もちろん、道の駅スタンプラリーの旅も止まりませんっ!🐻‍❄️🐻🔥

次に向かったのは「道の駅 松前」

そこで私たちは、ふと遠くに見えた気になる建物にくぎ付け👀
「なにあれ…お城っぽくない?」と、スマホでポチポチ調べてみると……

次回に続きます🙌

📝この記事は、私たちが2020年6月下旬に実際に訪れた際の体験をもとに、当時アメブロで書いていた内容を再編集したものです。
最新の情報とは異なる場合がありますが、旅の思い出として楽しんでいただけたら嬉しいです♪

\旅のブログ応援ポチっとお願いします🐻‍❄️💕/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次